ドバト・カラス
巣作り前に対策必須
ドバト・カラス
知らぬ間に住居をすみかにしてしまうドバトやカラス。
騒音で住人を困らせたり、大量のフンをまき散らしたり、悪臭を放つのも厄介です。
家の周りで見かけるようになったら要注意!巣を作る前に早めの対策をしましょう。
ドバトってどんな生き物?
ドバトは、家禽(家畜として飼育される鳥)のカワラバトが野生化した鳥です。頭や羽色は灰色で、首付近に緑色や赤紫色の光沢があり、個体によって色合いが大きく異なります。鳴き声は「クルックー」「ゴロッポ」など。市街地や公園などに住むほか、住居の屋根裏やベランダに住み着くこともあります。巣作りは3月下旬~5月上旬で、気に入った場所に対する執着心が強く、巣を撤去しても再び同じ場所に巣を作ることが多いです。ドバトは病原菌を持つことから、巣や卵を撤去する際は感染リスクを考慮する必要があります。
カラスってどんな生き物?
真っ黒な見た目が特徴のカラスは、全国各地に生息する害鳥です。知能が高く、社会性を持つ鳥で、カラス同士で協力したり、鳴き声によって意思疎通を行ったりしています。基本的に雑食ですが、栄養価の高い生ゴミに群がることが多く、公共のゴミ捨て場が被害に遭うケースが多発しています。高所に巣を作る習性があることから、住居の屋根やエアコンの室外機が狙われることも。
被害をもたらすカラスの種類
ハシブトガラス
くちばしが長くて太い。性格は攻撃的。
ハシボソガラス
くちばしが細い。性格はおとなしい。
ドバトやカラスを
放置するとどうなる?
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1
騒音や糞汚染に悩まされる
ドバトやカラスが住み着くと、大きな声で鳴き、辺りに糞をまき散らして汚染します。ご近所トラブルにもなりかねません。
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2
建物が劣化する
大量のフンは建物の外観を損ねます。さらに、ベランダなどの金属部分が変色したり、腐食したりすることで建物の劣化につながります。
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3
感染症を引き起こす
野生の鳥のフンには様々な病原菌が含まれており、直接触らなくても空気中に拡散されます。人間に感染する可能性も高く危険です。
ドバト・カラス発生の
セルフチェック
ドバトやカラスはいきなり巣を作りません。
まずは待機場所として寄り付き、居心地が良いと感じたら巣作りをします。
被害を加速させないためには、初期の対策が重要です。
- 家の周りに野鳥のフンが落ちている
- 家の周りで野鳥の鳴き声が
よく聞こえてくる - 家の周りでドバトやカラスを
よく見かける - 屋根の上をドバトやカラスが
歩いているのをよく見かける - ベランダの手すりにドバトやカラスが
止まっていることがある
イヴェスタの
ドバト・カラス駆除・対策
ドバトやカラスは「鳥獣保護管理法」によって保護されているため、個人が許可なく卵やヒナを撤去することはできません。イヴェスタには狩猟免許を持ったスタッフが在籍しているので、確実に巣を処理し、再飛来を防ぐ対策も提案いたします。
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1
防鳥工事
ベランダなど鳥が飛来するところに、防鳥ネットを設置することで、害鳥が侵入しないようにします。また、幅が狭い場所には、防鳥ピンを取り付けます。
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2
忌避剤の散布
害鳥が嫌う味や匂いの入った成分を含んだ忌避剤を設置します。被害状況に合わせて最適な忌避剤をセレクトし、確実にドバトやカラスを撃退します。
※使用する忌避剤は天然成分でできているため、人体に害はありません。 -
3
捕獲器による捕獲
捕獲器を設置して、ドバトやカラスを捕獲します。プロの経験から捕獲器の設置場所や向き、エサの量やまくタイミングについて工夫し、より効果的な方法で行います。